2016年7月16日土曜日

幸せのレベル

蒸し蒸しした気怠い季節です。

家族みんなどよーんと気怠そうですが、
自分自身もなんとなく疲れが溜まってきて、
「土曜日の朝は起きられないだろうな」
そう思って休みました。

・・・・・

翌朝(土曜日の朝)8時くらいに息子が活動している音がします。
・・・キッチンでガチャガチャ音がするけど大丈夫かな・・・

すると主人の声がキッチンから聞こえてきました。
・・・あ、ちゃんとフォローしてくれているな・・・

しばらくして、父子で私の寝室までやってきました。
「お母さん、起きて。着替えて。」
そうやって起こされました。

階下に下りると、
息子は自分で着替え、
なにやらお父さんに見守られながら好みのものを調理し
(おそらく納豆オムレツでしょう)、
調理したものを食べて、
その後薬を出してきてのみ、
歯磨きを(適当に)やって顔を洗い、
あとは出掛けるだけ、というところでした。
・・・時間が十分ある日であれば、朝の支度は自分でできるね・・・

主人は、
”洗濯機を回す”をしようとしてくれていたところでした。
・・・朝にやらないと乾かない、私の一番気にしていることをわかってくれている・・・

起きてなんとか着替えたはいいものの、
身体が動かずぼんやりしていた私。

やらなければいけないことをそれぞれやっている二人。

リビングでうつらうつらしながら、
身体はしんどいけど、なんか幸せ。
そう思いました。

・・・・・

数年前であれば、息子は朝の支度を自分ですることができなかった。
私が促さなければずっとパジャマだった。

階下で音がしたら、すっとんで起きなければ危険だと思った。

主人は去年の今頃は単身赴任中だった。
私の代わりに息子をフォローしてくれる人は誰もいなかった。

主人は数年前までは、私の一番やってほしいことをやれる人ではなかった(ような気がする 笑)

いつもいつも伏せっていた私だったので、主人も嫌々しぶしぶ仕方なく用事をやってくれていたけれど、今はそんな雰囲気は微塵もないので、ただただ有り難い。

・・・・・

下を見て暮らすというのとも違う。
それだけいろんなことが改善し、人間関係もよくなり、健全な家族になってきているのだと感じる。

上を見ればきりがない。
誰だってもっといい生活をしたいと思う。
お金が有り余るほどあったり、あくせくしなくても時間に余裕があったり、
子供が優秀であったり、両親がいつもフォローしてくれたり、
自分が美人であったり優秀であったり、旦那さんが三高(古い?)であったり、
便利な場所で素敵なおうちに住めたり。。。

全部において最高のものをもっていても、幸せと感じるかどうかはわからない。
人それぞれ、人の考え方によりけり。

日々自らが心がけることが定まり、
周りへの寛容な気持ちが育つ、
それがその人なりの幸せにつながるのかもなぁと最近感じる。

・・・・・

タカマミー

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