2016年5月31日火曜日

人生苦もありゃ・・・

どうしてだか義母にとって、私は自慢のお嫁さんだったようだ。
結婚すると決まった時も何故か大喜びだった。
義母が好きな「京都」の人といっても、ただ京都の片田舎に住んでいるだけで、
小さな家のサラリーマンの娘だし、土地も財産があるわけでもない。
頑張りや頭がついていかず(笑)、学歴があるわけでもない。
モデルのような美貌もなければ、職業も普通の会社員だった。
それでも、可愛くて可愛くて、連れ回したかったようだ。
それから十余年、義母は我々を翻弄し続けてきた(=_=;)
たった一人、田舎で生活する義母に寂しい思いをさせないように、困り事はフォローしてと、
ずっと主人、義妹、私でやってきたけれど。
あまりにも精神的に大変で、もうここ数年は仕事として義務をこなすだけとなってしまった。
遠隔地の家土地管理は我々が、介護関係は義妹が担っている。
遠隔地ではあるが、三人で時々話し合い、方針や対応を決めながら、起こる問題一つ一つに対応している。

時々親戚の方達にアドバイスをいただいてきた。
皆さん口を揃えて
「あなたたちは今の家族、三人が一番大事でしょ。その三人が幸せに生きられるように、それを考えたらいい。」
本当にそうだなあ、そうしないと身が持たないなあ、と実感している。

義母にとって、十余年の間に、お嫁さん(私)は「怖い、キツイ、でも信頼できる、けど到底敵わない」となってしまったよう。
だから、ちょっと注意されるとふてくされて逆ギレして音信普通となる(-_-メ)

でも、義母がいたお陰で、
主人、義妹、私、という同志としての固い絆もできた。

また、障害を背負って生まれた息子のような子供を持った。
それ故に与えられた勉強の機会。実感し体感し経験したからこその学び。
それ故に開けたライフワークとしての仕事や活動。
たくさん苦しんだし、悲しいこともたくさんあるけれど。

人生マイナスもあれば、プラスもあるのかな。

こんなことを書いたのは、普段は忘れて意識しないようにしている義母から嫌味たっぷりのハガキがきたから、である(# ゚Д゚)
主人が見たらまた大怒りだろうと思うので、このまま捨ててしまおうかと悩んでいます(^o^;)

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タカマミー